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MX Linux 19をインストールする

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こんにちは。今回のテーマは「MX Linux 19をインストールする」です。10月22日にMX Linuxの19(MX-19)がリリースされました。少し遅くなってしまいましたがインストール記事を書こうと思います。


【目次】
MX Linuxとは
インストール環境
インストールメディアの入手
DVDの起動と設定
インストール
起動確認

MX Linuxとは

最近人気が出てきているLinuxディストリビューションです。堅牢で安定していることで知られるDebianをベースとして独自の設定ツールを搭載しより使いやすいデスクトップ環境を提供しようと作れられています。余談ですが【2019年】初心者にオススメなLinuxディストリビューションでも紹介しています。

公式ページはmxlinux.orgです。興味のある方はHP(英語)もご覧ください。

インストール環境

インストール環境は以下の想定です。

アーキテクチャ amd_x64
MBファームウェア BIOS
HDDパーティショニング MBR

今回はUEFIではなくBIOSでインストールを行っています。もしUEFIでインストールする場合はパーティショニングをGPTにするなどの変更をしてください。

インストールメディアの入手

まずはインストールメディアを入手しましょう。https://mxlinux.org/download-links/にアクセスしてISOファイルを入手しましょう。BitTorrent等のトレントファイルが使用できる環境の場合はトレントファイル(.torrent拡張子のファイル)を使用してダウンロードすることをオススメします。

ダウンロードしたisoファイルをDVDに焼いておきましょう。

DVDの起動と設定

メディアを起動したら言語設定とタイムゾーンを設定しましょう。

インストール

Live DVDが起動したらデスクトップ画面のInstallerアイコンをクリックしてインストールを始めます。

キーボード設定を行います。通常は予め設定されている値で問題ありません。

HDDの構成を決めます。今回はrootやhomeをまとめて1つのパーティションに入れますので”Auto-install using entire disk”を選択します。もしパーティションの設定を行いたい場合は”Run partition tool..”を押してパーティション設定をします。パーティションの設定は慣れた方のみ設定したほうが良いと思います。

OKボタンを押してインストールを開始します。

ブートローダのインストール箇所を設定します。今回はMBRパーティションなので”MBR”を選択します。もしUEFI + GPTパーティションで設定する場合はESP(EFI System Pertition)を選択しますが、今回は割愛します。

コンピュータ名とドメイン設定をします。ドメインについては一般家庭では多くの場合関係ありません。

言語設定とタイムゾーンを設定します。

ユーザー名とパスワード、root用のパスワードを設定します。

インストール処理が終わるのを待ちます。すべての処理が無事完了すると下のような画面が出ます。”Finish”を押せば完了します。

起動確認

インストール処理が終わったらメディアを抜いてシステムを再起動します。起動すると以下のようなログイン画面が出ます。無事にログインできればOKです。快適なMX Linuxの世界をお楽しみください。

最後に

最近のGUIインストールは初心者にも非常に簡単になってきていてインストール方法の記事など需要が無くなってきているのかな?という思いもあるのですが読者の皆様いかがでしょうか?こんな記事があれば良いなというものがあればコメント欄やメールでご連絡いただければ幸いです。(返信できない場合もあります。ごめんなさい)

この記事が何かのお役に立てば幸いです。

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